【初心者向け PHP 入門】変数を使った計算方法【算術演算子】

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【PHP 入門】変数を使った計算方法・解説

変数の宣言と初期化

使う変数を宣言しましょう

$number1 = 5;
$number2 = 3;

 

 
変数宣言と初期化の解説はこちら

基本的な算術演算

PHPでは、以下の算術演算子を使用して計算を行うことができます。

加算 + 足し算を行う
減算 引き算を行う
乗算 * 掛け算を行う
除算 / 割り算を行う
剰余算 % 割り算の余りを出す

加算の計算例

足し算の例です。

$number1 = 5;
$number2 = 3;

$sum = $number1 + $number2;
//答えは8

$sum2 = $number1 + 5;
//答えは10

$sum3 = 1 + 2;
//答えは3

$sum4 = -2 + 6;
//答えは4

 

 
+記号を用いることで変数や数字を使って足し算を行うことができます。
負の数字を足すこともでき、四則演算を理解していればそれと同じ計算ができます。

減算の計算例

引き算の例です。

$number1 = 5;
$number2 = 3;

$difference = $number1 - $number2;
//答えは2

$difference2 = $number1 - 4;
//答えは1

$difference3 = 7 - 1;
//答えは6

$difference4 = -1 - 3;
//答えは-4

 

 
-記号を用いることで変数や数字を使って引き算を行うことができます。
足し算と同様に負の数字を使って計算もでき、四則演算と同じ考えで計算されます。

乗算の計算例

掛け算の例です。

$number1 = 5;
$number2 = 3;

$product = $number1 * $number2;
//答えは15

$product2 = $number1 * 2;
//答えは10

$product3 = 2 * 3;
//答えは6

$product4 = -1 * 3;
//答えは-3

 

 
*記号を用いることで掛け算を行うことができます。
×記号でない点に注意して下さい。

除算の計算例

割り算の例です。

$number1 = 10;
$number2 = 5;

$quotient = $number1 / $number2;
//答えは2

$quotient2 = $number1 / 2;
//答えは5

$quotient3 = $number2 / 2;
//答えは2.5

$quotient4 = -6 / 3;
//答えは-2

 

 
/記号を用いることで割り算を行うことができます。
PHPでは$quotient3=5/2の答えが2.5になったように、整数型で宣言しても小数で答えが出ます。

剰余算の計算例

剰余算は割り算の余りを出すことを指します。
余り計算の例です。

$number1 = 7;
$number2 = 5;

$remainder = $number1 / $number2;
//答えは2

$remainder2 = $number2 % 5;
//答えは0

$remainder3 = -6 % 5;
//答えは-1

 

 
%記号を用いることで余りの算出を行うことができます。
他の記号より出番が少ないですが、たまに使うので頭の片隅に入れておいて下さい。

記号を組み合わせた計算

$ans = 5 * 2 + 4 * 3;
//答えは22

$ans2 = 6 / 2 + 10 / 5;
//答えは5

$ans3 = 2 * 4 / 8 + 10 / 2 -3;
//答えは3

 

 
記号を複数合わせることで四則演算と同等の計算ができます。
四則演算の順番と同じで、掛け算割り算の後に足し算引き算が実行されます。

括弧(かっこ)を使った計算

四則演算と同様に括弧()を使うことができます。

$ans = (3+2) * 10;
//答えは60

$ans2 = (4-2) / 2;
//答えは1

$ans3 =(3+2) * (4-2);
//答えは10

 

 
四則演算のルールと同じで括弧の中身の計算が優先されます。

まとめ

PHPの変数や記号を組み合わせることで四則演算を行うことができます。
PHPで計算を行いたいときに参考にしてみて下さい!

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