logicoolゲーミングマウスの充電スタンド・ドックを自作してみた
更新日:
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ルナリス
今回はマウスの充電スタンドを電子工作するわ!
ルナちゃんそっち系も得意なんだ・・・
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ソルト
目的
Razer(レイザー)ゲーミングマウスのような充電ドックをlogicool(ロジクール)のゲーミングマウスでも使いたいと考えて工作してみました。
今回はG502WLを例に作成していきたいと思います。(別のlogicool製品でも動作します)
対応マウス
- PROワイヤレス ゲーミング マウス
- G703 WL
- G502 WL
- G903 WL
準備するもの
logicoolのゲーミングマウス
自分の好きなものを選びましょう!(ワイヤレス充電に対応しているもの)
樹脂粘土
軽量か普通樹脂粘土か選択して下さい。
軽量は安い代わりにすこし脆いです。
普通の樹脂粘土はプラスチックのように固くなります。
軽量樹脂粘土
強度は少し低いですが安いです。
普通の樹脂粘土
高いですが、強度がプラスチック並です。
プラスチック板
※樹脂粘土で本体を作る場合は必要ありません。
マスキングテープ
テープであればマスキングテープでなくても良いです。
小型ネオジム磁石
4~6mmサイズのものを4つ使用します。
充電ケーブル
いらないUSB-C,micro-USBなどの充電ケーブルを使用して下さい。
今回はmicro-USBケーブルを使用しました。
はんだ・はんだゴテ
敷居が高いのと、わざわざ買うのであれば銅テープで良いと思います。
はんだか銅テープ好きな方を選んで下さい。
銅テープ
はんだを持ってる方は買わなくて良いです。
はんだと好きな方を選んで下さい。
平らなネジ
各部品の固定に使います。
接着剤などで無理やりつけても良いです。
瞬間接着剤
磁石の固定に使います。その他パーツに使用しても良いです。
その他
- ドライバー
- やすり(粘土を平にします。)
- 絵の具(好きな色で着色しましょう)
- 樹脂粘土かプラスチック板に穴を開ける工具(キリとかドライバーでこじ開けました)
本体の作成
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展開図を用意しましたので参考にしてください。
角度や縮尺は適当なので、ご自身での作図をよろしくお願いします。
底面は別途作成します。
以下作図したものをテンプレートと呼びます。
テンプレートを元に粘土やプラスチック板を整形して下さい。
粘土で作成する場合
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テンプレートを組み立ててテープで固定します。
組み立てたテンプレートの内側に合わせて粘土を詰めていきます。
1cmくらいの厚みを持たせると強度が増します。
1日ほど置いたらテンプレートを剥がし、あと2日ほど乾燥させます。
底面の作成
9.5cm×7.5cmの長方形に整形して下さい。
粘土の場合は1cmくらいの厚みを持たせて下さい。
粘土は3日ほど乾燥させます。
充電アタッチメントの作成
マウスと接続する部品を作ります。
マウス裏面の円形部分を外します。
下の部分に柔らかいものを詰めます。(マスキングテープを丸めて詰めました)
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さらに円形部分にテープを貼り、ネオジム磁石を左右2つずつ付けます(計4つ)
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円形部分に粘土を入れます。
磁石を動かさない点と下のくぼみを潰さない点に注意しましょう。
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2日ほど乾燥させて、テープを利用し取り出します。
充電ケーブルの加工
充電ケーブルの、USB-C,micro-USB側のコネクタを切り落とします。(スマホを接続する側)
切った部分から5cmほど余裕を持たせてケーブルのゴム部分を削ります。
ハサミで少しずつ切り込みを入れると良いです。
中の線を切らないよう慎重に作業して下さい。
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赤と黒の線を使用します。
他の色の線は切り落として良いです。
赤と黒の線の先端のゴムも1cmほど削ります。
ハサミで少し切り込みを入れて爪で剥がすと良いです。
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仕上げ
粘土は3日ほど乾燥させて下さい。
穴あけ
本体の裏面と上面に充電ケーブルを通すための穴を開けます。
赤い点の部分に穴を開けて下さい。(実際にケーブルを通してみると良いです。)
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磁石の固定
充電アタッチメントの磁石を接着剤で固定して下さい。
磁石の表面に接着剤が付いた場合はドライバーなどで削って下さい。
※向きを間違えるとマウスに付かなくなる点に注意
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次の画像を参考に向きを確認して下さい。
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ヤスリがけ・塗装
各パーツをヤスリがけ、塗装します。
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はんだ付け・銅テープ貼り
充電ケーブルの設置
裏面から上面に充電ケーブルを通します。
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充電アタッチメントの向きを確認
表裏と上下を確認して下さい。
小さな溝を目印として表と上を確認して下さい。
(マウスにくっつけてみると良いです)
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はんだ付け・銅テープで接着
裏面のプラス側に赤い線、マイナス側に黒い線をはんだ付け、または銅テープで接着します。
線が長い場合は先端を少し切って下さい。
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ここまで作業すると次の様になります。
組み立て
充電アタッチメントの接着
ネジか接着剤で充電アタッチメントを固定します。
画像を参考に固定して下さい。
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底面を接着
ネジ・接着剤・両面テープのいずれかで接着します。
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完成
実際に組み立て・塗装したものがこちらになります。
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まとめ
Razerゲーミングマウスのような充電ドックをlogicoolのゲーミングマウス用に制作しました。
塗装までしたので愛着がわき、とても気に入っています。
今回作った充電ドックですが、マウスの回路に過充電防止機能があり80~90%までしか充電出来ない様です。
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ルナリス
みんなも好きな色で充電ドックを制作よ!
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