【Ubuntu】Electronの環境構築・実行例
更新日:
ルナリス
今日はUbuntuでElectronの環境構築からHello Worldまでを解説するわ
おけおけおっけー!
ソルト
もくじ
前準備
Electronはnode.jsを使用します。
node.jsとnpmをインストールします。
node.jsはバージョン管理ツール「Volta」を使うと便利です。
【Ubuntu】node.jsのバージョン管理システム「Volta」のインストール・使い方
node.js、npmのインストール
Voltaを入れた方は、この項目を飛ばして下さい。
ターミナルでインストールします。
sudo apt install -y nodejs npm
インストールが出来ているか確認するためにバージョンを表示してみましょう。
バージョンが表示されたら成功です。
・node.jsのバージョン確認
nodejs -v
・npmのバージョン確認
npm -v
Electron環境構築
作業用ディレクトリの作成
ルナリス
自分で好きなディレクトリ名を付けましょう
おいっす〜!
ソルト
※ディレクトリ作成例となります。
mkdir -p works cd works mkdir -p test01 cd test01
Electronのインストール
ディレクトリ内にElectronをインストールします。
例として今回は 「./works/test01」内にインストールします。
npm install electron --save-dev
プロジェクトの作成
パッケージの情報を管理する「package.json」を作成します。
npm init
色々入力を求められますが、全部Enterで大丈夫です。
必要ファイルの作成
touch index.js touch index.html
lsを使用し、下記5つのファイルがあることを確認して下さい。
ls index.html index.js node_modules package-lock.json package.json
開発例
Electronの設定 (index.js)
"use strict"; const electron = require("electron"); const app = electron.app; const BrowserWindow = electron.BrowserWindow; let mainWindow; //起動時 app.on('ready', function() { //ウィンドウ設定 mainWindow = new BrowserWindow({ width: 600, height: 400 }) //表示ディレクトリ mainWindow.loadURL('file://' + __dirname + '/index.html'); //ウィンドウを閉じたらアプリ終了 mainWindow.on('closed', function() { mainWindow = null; }); }); //全てのウィンドウを閉じたら終了 app.on('window-all-closed', function() { if (process.platform != 'darwin') { app.quit(); } });
Electronの表示 (index.html)
今回はHello Worldだけ表示します。
<!DOCTYPE html> <html lang="jp"> <head> <meta charset="UTF-8"> <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge"> <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0"> <title>test01</title> </head> <body> <h1>Hello World</h1> </body> </html>
テスト実行
以下のコマンドでテスト実行することが出来ます。
./node_modules/.bin/electron .
次の様に表示されたら成功となります。
ソルト
おはよう世界 good morning world!
そそるわね…
ルナリス
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