PHPフレームワーク、Laravel開発環境構築【Ubuntu 20.04】
更新日:
もくじ

ルナリス
今回はLaravelの開発環境構築を解説するわね
ララベル?

ソルト

ルナリス
PHPのフレームワークよ
??

ソルト

ルナリス
PHPの土台のことで、全部自分でプログラムを書くよりも効率的にプログラムを作成できるようになるわ
なるほどねー

ソルト
Laravelとは
PHPのフレームワークの一つで、データベース操作やログイン機能などを簡単に実装できるため非常に人気のフレームワークとなっています。
PHPを用いてサイトやサービスをスクラッチ開発する際におすすめのフレームワークと言えるでしょう。
前準備
LAMP環境構築が済んでいない方は先にLAMP環境構築をして下さい。
LAMP(Linux,Apache,MySQL,PHP)環境構築【Ubuntu20.04】
Composerのインストール
LaravelのインストールにComposerが必要なのでインストールしていきます。
・ComposerやLaravelに必要なものをインストール
1 | sudo apt install curl git unzip php-cli php-mbstring php-intl php-mysql php-gd php-dom php-xml |
・Composerのインストーラーをダウンロード
1 | php -r "copy ( 'https://getcomposer.org/installer', 'composer-setup.php' ) ;" ; |
・Composerをインストール
1 | sudo php composer-setup.php -- install - dir = /usr/local/bin --filename=composer; |
・Composerのインストール確認
バージョンが表示されたら成功です。
1 | composer - v |
・インストーラーを削除
1 | rm -r composer-setup.php |
node.jsのインストール
今回は使用しませんが、後々使うと思うので入れておきましょう。
VoltaでLTS(安定版)のインストールがおすすめです。
【Ubuntu】node.jsのバージョン管理システム「Volta」のインストール・使い方
Laravelのインストール・プロジェクトの作成
まずは作業ディレクトリに移動します。ない場合は作成してください。
(作業ディレクトリの名前は例です。)
・移動例
1 | cd works/ |
・作成例
1 | mkdir works |
laravelのインストールはプロジェクト単位でインストールします。
今回はtest-appというプロジェクトを作成してみましょう。
・Laravelのインストール
※test-appの文字を変えることで任意のプロジェクトを作成できます。
1 | composer create-project laravel /laravel test -app |

ルナリス
インストールには結構時間がかかるわ
プロジェクトの実行
Laravelはコマンドを実行するだけでローカルサーバーで動作確認できます。
・プロジェクトのディレクトリに移動
例ではtest-appディレクトリに移動します。
1 | cd test -app |
・プロジェクトの実行
1 | php artisan serve |
表示されたIPアドレスにブラウザからアクセスすることで稼働しているプロジェクトを表示することができます。
画像のような画面が表示されたら成功となります。
起動できない場合
ファイアウォールでポート80を開放しないと起動できない場合があるようです。(WSL2はファイアウォールの必要がありません)
・ステータスを確認
1 | sudo ufw status |
ここでポート80という記述があれば問題ありません。
記述がない場合は開放しましょう。
・ポート80の開放
1 2 3 | sudo ufw allow 80 sudo ufw reload sudo ufw status |
80という記述が追加されていれば成功となります。
まとめ
今回はLaravelでのプロジェクト作成・実行まで解説しました。
次回はログイン機能の実装などを解説していきたいと思います。
コメント一覧